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初戴冠

図は棋聖戦五番勝負第4局、渡辺明棋聖vs藤井聡太七段の対局から、後手の藤井聡七段が74手目に△6一桂と打ち、7三と5三の角成りを防いだ局面。

 

駒の損得はなく、共に薄い玉形ですが、大駒の働きに差がある分、将棋ソフトの評価値も先手プラスになっています。

 

ここで▲7八玉と上がって飛車の横利きを通し、△8九歩成に▲同飛として8筋から攻める形になれば先手が優勢だったようです。

 

ただ、70手△8八歩の桂取りに構わず6四で銀交換をした手の流れもあり、実戦は▲6五桂(△同桂は▲8二角成と飛車を取られる)という厳しい手で攻めを継続しました。

 

以下△8九歩成▲5三桂不成△同桂▲7三角成(飛車取り)とシンコウしましたが、80手△3八銀と飛車取りを返して挟撃態勢を作った後手の藤井聡七段が逆転勝ちを収め、五番勝負を3勝1敗として棋聖位を奪取、17歳11か月での最年少タイトル獲得となりました。

 

藤井聡太新棋聖は王位戦七番勝負でも木村一基王位に対して2連勝中で、現在行われている名人戦&叡王戦の結果次第では、8大タイトルを豊島、渡辺明、永瀬、藤井聡の4人で2冠ずつ分け合う状況も考えられ、新時代の到来に血が騒ぎます。

 

もちろん「将棋の強いおじさん」こと木村一基王位の奮起にも期待していますよ。

 

 

さて、タイトル争いといえば、競馬予想TV!の第22シーズンが終了しました・・・。

 

七夕賞は◎ジナンボーが出遅れて渋い馬場で一脚も使えず、プロキオンSは◎レッドルゼルがラチ沿いから抜け出しかけるも外差しの展開に飲み込まれ、ねらい目の阪神12Rは◎トロイメント(9号族)が後方のままでオタワ・・・と思いきや、○オールイズウェル(9号族)&△サンライズローリエ(9号族)のタテ目を押さえて枠連70.6倍を300円的中。

 

もちろんこれでは焼け石に水の的中で、競馬予想TV!のタイトル「シーズン」「ねらい目」「G1」とも2位に終わりました・・・。

 

ところが、無冠でも3つのタイトル全てで回収率100%を超えていた場合には「敢闘賞(?)」が出るとか。

ねらい目の枠連ゾロ目を引っ掛けたおかげ様で、シーズンの回収率は101%(+3840円w)でセーフ。

いやいや、それを知っていたら賭け金を調整してたよ・・・。

 

競馬予想TV!は今週からサマーシリーズが開幕。

 

今のところ私の出演は、7月18日(中京記念、函館記念)、8月1日(クイーンS、?)、8月15日(関屋記念、小倉記念)です。

 

今週末はリモート出演をお願いしていましたが、幸か不幸か敢闘賞(?)を受賞したのでスタジオまで受け取りに行きます・・・。