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高松宮記念

図は3月23日に行われた竜王戦2組▲藤井聡太王位・棋聖vs△松尾歩八段の対局から、後手の松尾八段が56手目に△8八角成として、4四にいた角で銀を取って成り込んだ局面。

▲8八同金は△同飛成でも△3四飛でも先手負けなので(笑)、▲8四飛△7八馬と飛シャキーンを取り合って先手番でどうかというところ。

そこで▲8一飛成と攻め込むのは詰めろでないので、△3八金と縛られて先手厳しく、▲6八金や▲6九金と馬に当てて受けるのも、△4九銀の「送りの手筋」で更に窮地に。

▲5九金と受け△3六歩▲2六角△3七金以下難しいが、先手が暫く受けに回る展開で心臓に悪そう。

 

しかし、藤井2冠は図でこの一手と思われた▲8四飛でなく、▲4一銀!と王手で放り込んだ。

6筋に玉を逃げるのは▲8四飛~▲8一飛成の当たりがキツく、当然タダ捨ての銀を取ることになるが、△同玉は▲3二金△5二玉▲4二金△同金と駒をはがしてから▲8四飛とすると次の▲3四桂が詰めろで攻めが続く。

本譜は△同金と取り、▲8四飛△7八馬に▲7五桂と打った手が4筋の金銀が壁のために詰めろとなり、△5一金と壁を解消するも、▲6三桂成△同玉▲6六飛以下、先手の藤井2冠の勝ちとなった。

 

実は図の局面で△8八角成の前に△3六歩とすれば、▲5九角なら後手陣が安全になるので▲4一銀の筋がなく、後手が良さげという感想戦の結論になっていた(と思う)。

それでも実戦なら▲1五角△1四歩に▲5六桂と打ち、△8八角成▲8四飛△7八馬なら▲8一飛成が▲6四桂打以下の詰めろになっているという別のマジックを捻り出したに違いない。

 

高松宮記念は、△ダノンスマッシュ、×レシステンシア、◎インディチャンプの順で、9-14のワイド6.8倍を2400円、3連複22倍を100円(苦笑)の的中。これが良馬場なら、極軽系FNの◎インディチャンプが内から、16番人気4着の○トゥラヴェスーラが外から、2頭で突き抜けていた・・・はず(笑)。

 

4月の競馬予想TV!は3日(大阪杯)、10日(桜花賞)、24日(フローラS&マイラーズC)に出演します。今週末も雨予報で、本当にアレルギー性ぴえんですわ。一応、緊急事態宣言は解除されましたが、コロナ太りでスーツを着ての移動ができないので、引き続きリモート出演でお願いしています。早晩マンボウやらクロスボウやらグリーンスターボウやら出そうですが・・・。